画像のトリミングの位置で変化
こんにちは、佐藤ねじです。今回は、画面スクロールの実験をしたいと思います。
この記事は、画像がトリミングされる量によって内容が変化します。
スマホでもPCでも、記事を読むときには、画面をスクロールをします。そしてスクロールをするということは、必ずどこかで文字や画像を「トリミング」していることになります。
「トリミング」とは、ざっくり言うと、画像の一部を切り取ることです。デザインするときに、バストショットの人物をトリミングして、顔を大きくアップにしたポスターにする。みたいな使われ方をします。
では、ネット記事におけるトリミングとはどういうことでしょう。
例えば下記の画像をご覧ください。画像の下の文字が、画像のトリミングのされ方によって変化します。
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いかがでしょう。おわかり頂けましたでしょうか。
画像が全部表示されているときは、パチンコに関する文章です。
しかし、スクロールして、画像が「チンコ」でトリミングされると、文章の内容もチンコに関するものに変化します。
さらに、「ンコ」以下になると、画像がトリミングされて、右下のUFOの存在がより明確になります。
このように、スクロール位置で画像をトリミングすることで、文章が変化する「トリミング記事」と命名しました。いくつかの画像を使って、遊んでみたいと思います。
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いかがでしたか。このように、スクロールして写真をトリミングするだけで、けっこう遊ぶことができます。今回はスクロールの位置を判定する以外、特別な実装はは何もしていません。それでもいろいろと表現の可能性はあるものですね。
僕は、この記事をつくるにあたり、「情報のトリミング」について思いを馳せていました。森達也さんの著者やドキュメンタリー作品などを観て、メディアの情報はある一方向の側面をトリミングしているものであり、また別の視点で物事を見ることも大事だ。ということを学びました。情報のトリミングについて興味を持たれた方はぜひ、森さんの著書や映画もご覧ください!
FAKE:佐村河内の問題についてのドキュメンタリー
http://www.fakemovie.jp/
※これは映画FAKEのPR記事ではありません。